


一説によれば、過去の歴史を遡ると世界は狩猟民族と農耕民族に分けられると言われています。
水源を求めて、一定の場所に居住し米や麦を育てた農耕民族。良い作物を育て食糧を得る為に、研究する、記録する、書籍にして伝達する知識層も生まれました。
一方、武器を持ち獲物を追いかけ食糧を得ていた狩猟民族。獲物が居なければ食物が得られない為、いつも戦闘態勢にありました。瞬時に動くのも得意とします。
日本人の大半が、3000年前からこの農耕文化が生活に根付いています。
前回長時間座ることの人体への弊害の記事をお伝えしましたが、そうは言いましても人間座らないわけにはいきません。如何に体に負担なく長時間の作業に耐えられるかを研究している椅子業者さんのサイトに面白い記事が載っていました。
農耕民族代表日本人と狩猟民族代表欧米人の生活様式、体型、筋肉の付き方、動き方、わかりやすくわかりやすく書かれています。
日本人はもともと畳生活であぐら、正座生活でした。正座は私の経験では、『 脚が痺れる 』『 脚の形が悪くなる 』と大げさに言うと罰則位の嫌さがあったものです。皆さんも覚えがあるのでは……
それが、なんと姿勢を正しく保ち、身体に負担をかけない『 座骨座り 』だったんですね。一昔前の日本人は今より姿勢が良かったのでしょうか。
最近、帰りの電車の中、カフェで、多くの方が仙骨座り、脚を組む、頬杖を突く、前かがみになって携帯を見ている場面をお見掛けします。
背骨、骨盤は変形し、いろいろな神経を圧迫します。
カイロプラクティックでは、皆さんが積み重ねてきたこの悪習慣により歪んだ歪んだ脊椎を調整、大事な神経伝達を整えます。
健康を保つために「日常のちょっとした座るという動作」に着目して「座骨座り」を実践してていただけたら幸いです。
Café of Lifeには、一日の大半を座って過ごすデスクワークの方や学生さんのために日本人の体型に合わせて考えられたアーユル・チェアのパンフレットを置き、ご紹介もしています。お気軽にお声をおかけ下さい。
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