top of page
  • 執筆者の写真cafeoflifechiro

③ 熱中症に最適な飲み物 &お食事


水分補給を忘れずに! 熱中症の対策としてまず、喉が乾いても、乾かなくても水を飲むこと。 現在のガイドラインが推奨する1日の水分摂取量は、男性が少なくとも2〜3リットル、女性の目標は1.6〜2.2リットルです。 チョイスのポイントとして… 汗で失われた電解質も適切に補えるスポーツドリンク(ナトリウムを100mlあたり40~80mg含んでいる飲料)や経口補水液などが最適ですが、 日常飲むのには麦茶もおすすめです。 塩分、糖分が多く含まれたスポーツドリンクは高血圧や糖尿病の方が多飲するのには適していません。 麦茶は緑茶と違って、カフェインがほとんど含まれていないので、脱水になる危険や、心臓に負担のかかる危険は低い飲み物です。更に水よりカリウムや亜鉛などのミネラル分が多いので、その補充になると考えられています。 ただ、実際にはカリウムなどの含有量はコーヒーや緑茶の方が多く、塩分もほとんど含まれていないので、汗で失われた塩分やミネラルの補給に十分とは言えません。そこで麦茶を熱中症予防に使う時には、お塩を少し入れたり、梅干しを少し入れるような工夫が、効果を高めるのでお勧めです。

7月12日熱中症対策として大塚製薬から販売が開始されたポカリスエットアイスラリー‼

飲める氷として極暑環境での活動をサポート

食べ物でも熱中症対策! 暑さで汗と共に体からは塩分( ナトリウム )やカリウム、そして水溶性のビタミンも失われていきます。水分だけでなくお食事からも、これらの栄養をしっかり摂っていきましょう。 ●カリウム(K) 主に、ナトリウムと共に細胞の浸透圧を調節する大事な役割を担っており、体内の余分な塩分(ナトリウム)を体外に出す働きを持っています。 滅多にカリウムが欠乏状態になることはありませんが、欠乏すると食欲不振・筋力低下・低血圧・不整脈・頻脈などを引き起こすことも。 ●ビタミンB1 ビタミンB群は主に、体内に取り込んだたんぱく質・脂質・炭水化物をエネルギー源に変えるための「代謝」を助けてくれます。 B群の中でも特にB1がオススメで、主に糖質からのエネルギーの生成や、脳や神経の正常な働きに関与しています。 糖質をエネルギーに変える「代謝」をしてくれるので『疲労回復』に大いに期待できるビタミンです! ●ビタミンC 体内の酸化を抑えてくれる『抗酸化作用』を持ち、細胞の状態を正常に保ってくれます。 また、酵素の働きを助ける役割もあり、コラーゲンをつくる酵素のサポートもしてくれます。 コラーゲンは骨や血管の形成にも関わっています! 欠乏すると、全身倦怠や易疲労感、コラーゲンの不足により骨や血管が弱くなることも。 ●クエン酸 梅干やレモンなど「すっぱい!」と感じる、酸味の主成分です。 細胞のミトコンドリア内でエネルギー源を燃やし、エネルギーにする「クエン酸回路」の働きをクエン酸が活発にしてくれます。 クエン酸回路を活性化させることで疲労の原因となる乳酸の蓄積も防いでくれます。 このようにクエン酸は『疲労回復』に効果的なのです。 また、脱水症状を改善するミネラルの吸収をサポートする働きも担っているためおすすめです。

熱中症にかからないようにするためには、暑くて、食欲ないから素麺だけ〜、食事を抜くなどせず、日頃からきちんと栄養を摂り、身体のコンディションを整えておく必要があります。


閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page