食欲について知り、食欲に打ち勝つ方法を身につけるための情報をお届けします。
1回目:『冬の食欲に困っています・セロトニン編』
人間の脳は太陽の光を浴びると、セロトニンという物質を分泌します。このセロトニンは分泌が多いと、すっきり覚醒する、不安や恐怖感を抑え、精神を落ち着かせたり、痛みを和らげたりする、そして運動神経を刺激し、立位を保つための抗重力筋と呼ばれる部分の緊張が高まります。(首筋や背骨の周囲、下肢の筋肉、瞼や顔の筋肉などが刺激される)
逆に不足するとイライラしたり、疲労感がまし、寝つきが悪くなります。
日照時間の短い冬の日差しでは生成されるセロトニンの量は不足しがち。
セロトニンは糖質からも生成されるので、不足しがちな冬は身体が特に甘いものを食べたいという欲求が強まります。
どうしたらセロトニンが増えますか?
セロトニンは太陽の光を浴びる、リズム体操をする、ウォーキングをする、十分睡眠をとることで、生成されます。